『生と死のミニャ・コンガ』は12月31日にAmazonに注文したら元日に届いた本です。(日本の流通の早さには感心します。)
1981年5月、北海道山岳連盟隊はヒマヤラ未踏の山、ミニャ・コンガに登攀挑むが八人が遭難します。そして作者は仲間の滑落を目の当たりにするのです。
本文は登攀の壮絶な記録のみならず、以後15年にわたって「なぜ自分は生き残ったのか」を問い続ける作者の苦闘の魂の軌跡が綴られています。
「家族の思い」「人とのつながりとは何か」「なぜ私たちは生かされているのか」真摯な問いかけに答えてくれる読み応えのある一冊です。
この本には1981年5月にミニャ・コンガで撮影された写真が数多く掲載されています。今年で30年前に遡りますが作者が撮った当時、俺が仕事で使っていたカメラが棚の中で静かにたたずんでいます。
文面だけでは感じられない事実をカメラは正確に残し、記録と記憶をつなぐ一つの道具だと改めて感じました。
さて、今日の残り時間は完読まで登り詰めることにします。
※なぜか今日は写真のアップができませんでした。お詫び申し上げますm(_ _)m。
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